人狼議事

301 十一月うさぎのないしょ話


【人】 啓明結社 カコ

 え、あ、はい。

[この後の予定と目的地>>198が告げられポカンとしている間に、とどめと言わんばかりのお誘い>>200の言葉。
 意味を理解できるくらいには大人だったし、彼に抱くのは間違いなく恋だった。
 だから咄嗟に今朝の身支度の様子を思い出していて、慌てて頭を振る。
 返却したマフラーを片づけに行く背を見送る頃には彼の言葉が芯まで届いて、両頬を手で押さえなければならなかった。]

 交換、かぁ。

[熱を持った頬を隠すつもりが、口から漏れたのは喜びを隠せないふにゃふにゃした声だ。
 先走ったかと思ったことが、同じ足並みだった。
 それがどんなに嬉しいことか、彼はまだ知らないのだ。
 両頬に手を当てたまま、人差し指一本を彼の背に向ける。指を軽く上に弾いた。]

 望むところです。

[誰にも気づかれないよう撃ち抜いて、誰にも聞こえない返事をする。
 この先は彼にしか教えられない、内緒のお話。*]

(217) Pumpkin 2019/12/04(Wed) 21時頃

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