人狼議事

70 領土を守る果て


【人】 酒屋 ゴドウィン

−ゴドウィン酒店−

[着古した、青緑のシャツを脱ぎ捨て、黒字に金モールのついた制服に袖を通す…治安警察長官の正装だ。]

・・・6年前だ。
アウストに「革命」という名の一揆が起こり、王政が崩壊して共和制となり、主権が王から国民へと移り、アウスト王家が根絶やしにされた時だ。
俺は国王陛下に、アウストへの侵攻を提言した。
革命の炎が我が国へ飛び火する前に、共和国などというものは叩き潰すべきだと考えたからだ…陛下には、お取り上げいただけなかったがな。
陛下は仰せられた…「無用の血を流す事は好まぬ」と。
されど、そもアウストは我が国のように豊かな国ではない。
事実、アウストの民どもは飢えておる。
王政を倒して調子づいたアウストの暴民どもが、富を求めて我が領土の併呑を狙って来ることなど、容易に想像できたではないか?
流血を厭えば、より多くの血が流れる事ともなるのだ。
国王陛下は、何ゆえご理解くださらぬか…!

[...は着替えを済ませると、決意を抱いて*王宮へと向かった*]

(211) 2011/11/04(Fri) 20時頃

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