人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 双生児 オスカー

[ 寮の中に漂う微かな薔薇の香。
  何処かの誰かが窓を開けたに違いない。

  鍵を掛ける手間に嘆息を漏らしつつ手を掛けた扉。
  爪先へと落ちる、白い切れ端。

  赤い文字を互いに走らせるのは
  互いに擦り切れそうな何かを繋ぐ為で、
  誰にも触れられたくない物を抱えている時。

  最初は相手を堕とそうと共有した秘密。
  優等生でいなくても良い場所。
  存外足は素直に動いていた。]

(198) 2018/05/18(Fri) 04時頃

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