人狼議事

162 絶望と後悔と懺悔と


【人】 落胤 明之進

 ――キャロ君……帰、ろう?

[当たり前だろ、と言った風に返されたような記憶がある。

 後ろを振り返った。やっぱり、早く来いと呼びかけられた。
 しばらくうろうろと視線を彷徨わせたが、
 最後までキャロライナは明之進を置いて行かなかったし、
 日がとっぷりと暮れてから二人でただいまを言った。

 因みに養母さんからお小言をもらうのも二人一緒だった。]

 ……ごめんなさい。

[明之進がぼーっとしてたからだ、と言われ。
 ひとのせいにするんじゃありません、と言われ。
 キャロライナと養母さんが言葉を飛び交わさせる中間で、
 ぺこん、と頭を下げた。

 次の日、彼が飴玉をひとつくれて、
 それから男児たちの遊びも見ているだけじゃなくなった。*]

(196) 2014/02/08(Sat) 19時半頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.101 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび