[指をしゃぶられ、戯れに上顎を指でくすぐって、舌を挟む。
身体を抱き締められ、甘えて胸に顔を埋める。
柔らかい二つの果実の感触を楽しみながら、優しい言葉に不貞腐れたように呟いた。
一番欲しいものはくれないくせに]
……赤い糸なんてさ。本当はないのかもね。
それとも、俺にだけないのかな。
[言いながら、手は脇腹を撫で、そのまま菊座を押して刺激する。
そっと身体を離し、床にその褐色の身体を横たえると、蟻の門渡りから蜜壷にかけて舌で舐め上げた。
孔に口を当て、じゅっと精液と愛液を吸い出す。
舌で仔犬がミルクを舐めるように肉芽を舐め、充血したそれをまた吸い上げた]
ん、……じゃ、もっかいね。
[王女の褐色の足を抱え、笑う。
欲を誘うように、その足を指で愛撫してから、再び熱いそこに高ぶりをつきいれた。
媚薬で火照らされた頬は、りんごのように紅く]
(193) 2013/02/23(Sat) 02時頃