人狼議事

182 【身内】白粉花の村


【人】 奏者 セシル

[足を進めるその途中、ふと廊下に並ぶ窓の向こう――中庭に目をやって、足を止めた。]

院長…それから、デラルさん、か?

[遠くに見える白い壁に反射する光に目を細めながら、その中で光にきらめく白い髪を認めて、小さく呟く。
それからもうふたつ、大きな影と小さな影。その片方がデメテルだと理解すると、何とも言えない気持ちで息を吐いた。外にはなるべく出ないようにしろと、あれほど言いつけただろうに。]

院長も院長だ。
患者の容体くらい、貴方が一番良く理解しているでしょう。

[ぶつぶつと呟く文句は、彼の耳には届かないだろう。誰よりも患者の為を思う彼の姿勢は知っているから、届く所で言うつもりはない。
けれどさすがに、そのまま見て見ぬ振りをして通り過ぎる訳にもいかずに、せめて苦言くらいは伝えていこうかと。
中庭へ続く扉を押し開いて外へ出たところで。

――ぶうん、と。飛び立つ蜉蝣の羽音に、開きかけた口を閉じて空を見た。]

(188) 2014/06/22(Sun) 15時頃

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