[哀れな犠牲者の姿も、それに取りすがる残されたものの姿も、そして周囲を取り巻く人々からも遠ざかれば、いつもどおりのように見える森の木漏れ日がいやに眩しい。
隣を歩くマーゴ>>173に、鼻の頭をぽり、とかいて]
んー、まあ。どこまでできるかわかんないけどマーゴのことは守るし。
[軽い口調で返す。
せっかく前みたいに話せるようになったのに、憧れてたソフィアみたいになられちゃいやだというのもある。
それよりも同じ村の仲間が減っていくのがいやだというのが強いかもしれないが。
零れ落ちる疑問に対する答えは持っていなくて、ただ無言でわからないというように首を振った]
いや、おかまいなく。つか、俺も話し聞いていいのか?
[ヘクターとしたみたいに内緒話じゃないのだろうかと、マーゴを見やり。
中に促されて、小柄な娘の後についていった。
奥にいた長老に二日続けて珍しいなどと言われても、軽口を返すことはなく。
マーゴが話し始めるのを静かに聴き、現場のことについては時折補足を納れたりなどしながら、会話に混ざるのだった**]
(178) 2010/07/29(Thu) 23時頃