朝・教会
[処刑されたモリスの遺体を見る。昨日、あの儚げな青年、フィリップと口論していたのを憶えている。
見つかったメモによればモリスは人狼なのだとか。
昨日の口論ではどちらも本当のことを言っているようい感じた。
その矛盾する問の答えには心当たりがある。昔、近所に暮らしてた子の顔が浮かぶ。
父親の話をする彼が嘘を言ってる様にはとても思えなかった。ならばきっとそういうことなのだろう]
まぁ、それで彼が本当に人狼だったら、本当もう脱帽ものよね。
[ただ、カンでしかないが、彼は人狼では無い気がする。
その場で周囲を見渡す。一体、教会にいる何人の人が彼の死を悼んでいるのだろうか?]
少なくとも、ここに一人はいますよ
[全然関わりなんて無かったけれで、名前だった今日知ったくらいだ。
それでも、この男が歩んできたであろう道を思うと、祈らずにはいられなかった]
(174) 2013/08/05(Mon) 00時半頃