夢をね、見たんです。
その夢で"彼"は泣きながら私に向かって笑うのです。
その彼の顔はぼんやりとしか見えなくてはっきりとは覚えてないのですけど…
起きたら私は泣いた跡がありました。
そしてその手紙が届きました。それ以降、無意識のうちに"ベネット"と言う名前を口にしてしまうのです。
もしかしたらその"彼"がその名前だったのかもしれませんね。
[初対面の彼にこんなことを話すのはおかしいと思われるだろうな。
だけど偶然にも"彼"は"彼"と同じ名前。話してみても良いかなって思った自分がそこにいた。]
変な人みたいになってしまってますね。
だけど心の何処かで私は"彼"を待っている。再び会えることを信じて―――。
私の夢物語です。忘れてください。
[くすっと笑って処置が終わった指を抱えて、
あなたのご飯はおじやです、と一言告げると料理をする為、キッチンへと戻って行った。**]
(169) BAlliance 2011/11/28(Mon) 11時半頃