人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 会計士 ディーン

[自ら求めないというのは、実際の所、断られるのが矜持に触るという所もあるのかもしれないと、薄らとする意識の中で思う。それはラルフに1度名を呼ばれた時に、咎める色があったからこそ気がつけたこと。
更に、突き詰めれば、求められれば断らないというのは、求めるということがどれ程の勇気がいるのか……などを考えてしまうからだろう。

―――……例外は、1人ほどいたが。]


 ―――……ラルフ。
 厭なら、振りほどいて逃げてくれても構わない。


[咎める言葉を聴きたくなくて唇を塞いでいながら
欲望と欲望を擦り合わせていながら
片手を縫いとめていながら……―――。

それでも、捨てきれぬ矜持にか、言葉だけは逃げ道を作る。
ラルフの塞がった眼に見えぬ、ディーンの貌は欲情に染まっているというのに。]

(164) 2010/09/06(Mon) 20時半頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび