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ワード:座敷守の半狼(2)
座敷守の半狼は前述の通り>>5:+240、産まれた時より身体中に痛みを感じて育ってきている。故に、『痛みと言うものに逆に鈍い』。
特に他人の痛みの感じ方が解らない。
それは、それ以上の痛みを常に身の内に沈めてきたからであるのと同時に、双子の弟が行方不明の今、長男である亀吉に何かがあってはならない現状もそうさせている。
つまり、これまでの生活で、亀吉は『ほとんど外傷を受けた事がない』。
だからこそ、どのレベルから『痛い』と言うものになるのかが解らない。どの程度まで常人が我慢を出来るのかが解らない。
(参考:>>4:297 言葉では言っているものの、痛みを感じたような描写はない。衝撃に声はもれたが以降も痛がる様子は見受けられなかった。
>>4:302 ヒューに腹を抉られた時も呻き声一つのみ。以降も痛がるような様子は見受けられなかった。)
(162) taru 2018/04/07(Sat) 04時頃