人狼議事

182 【身内】白粉花の村


【人】 奏者 セシル

ああ、…ありがとうございます。
今日も良い天気ですね。

[立ち上がって椅子を引かれれば>>157、慌てて頭を下げてから腰を下ろす。
甘い声で掛けられる挨拶は、いつも通りの彼女のものだ。
そう思えば思うほど、食堂の隅のテーブルで孤立して食事をしている、その状況がやはり理解できないのだけれど。当たり障りのない社交辞令を当てながら、そんな事を思って。]

……薬、ですか?
ええと、今の薬に変更したのはいつでしたっけ。

[切り出された用件は、思いのほか真面目な訴えで。
彼女の様子に向けた意識は、すぐに仕事用のものへと切り替わった。

――痛覚のなくなる奇病。痛みに対抗する薬はあれど、その逆、というのは難しい。
彼女に処方されるのは、"身体の痛みが無いことによる心の痛み"を和らげる薬。謂わば精神安定剤、だっただろうか。確か、それなりに強い薬を投与していたはずだけれど。

思考の引き出しから彼女のカルテを探し出しながら、当の本人に聞くのが確実だろうと、首を傾げた。]

(160) 2014/06/22(Sun) 04時半頃

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