人狼議事

46 監獄病院弐 〜堕天使たちの集中治療〜


【人】 若者 テッド

――翌日・私室――


[机に向かい、キーを叩く。
 平時ならすぐに終わるはずの、診察の合間のデスクワークは滞っていた。時折ぼんやりと、視線を窓の外に向ける。
 やがて立ち上がろうとして、腰の痛みにびくりと震えて顔を歪める。]

 ……、

[仕事に追われる日々。
 叔父をはじめとした一族の支配から抜け出したかった。
 いくら努力しても、手のひらの元にいつのまにか戻ってくる。
 もういっそ、すべて投げ出して、誰かに委ねてしまえば。
 そんなことを考えたことはあったけれど]

 ……だめだ、

[否定の声は小さい。かぶりを振ると、壁に手を着いて床を踏みしめた。
 予定をぼんやりと思い出しつつ、自室を辞してどこかへと。
 机には、コリーンの入院費を上向きに修正した書類の一片を残して>>14。医師や担当看護師には、すでに伝えられているだろう*]

(156) 2011/03/14(Mon) 16時半頃

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