人狼議事

1 とある結社の手記:6


【人】 病人 キャサリン

[動くのは、男をみつめる黒檀だけ。
 仕草一つ一つに揺れ続ける。
 しかし、何を、どう伝えていいのか分からなくて、溢れんばかりの思いすら時が止まったように、張り詰めている。
 
 影法師を辿るように距離は少しずつ縮まる。
 けれど、やはり動くことはできなくて……
 浮かべた色は、無色。]
 
 
 
 わたし、も…―――っ、
 
 
 
[時が動いたのは、二つの影が完全に重なった時。
 包まれる力に応えるように、細い腕に力を込める。
 互いの震えの意味は違っていた。
 フィリップの視界から外れた女の頬には、何筋もの光が走っていた。*]

(146) hiiragi 2010/03/02(Tue) 03時頃

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