―救護室―[新皇帝に第一皇子が選ばれた、と その報告を寝台の上で聞くこととなった男は、 満足そうな表情に、少しばかり複雑なものを交えつつ言葉を零した。] どうやら私がいなくとも、 会議の進行に滞りはなかったようだな。[第二師団館より呼び出された副官は、書状を手に携えている。 新皇帝へと手渡されるだろうその書状は、 軍備縮小にむけて第二師団の解体を進言するもの] 長き歴史の中で、誰も為しえなかったことを目指すのだ。 この程度は些細なことであろう。[書状に刻まれた、第二師団たる証フルールドリス。 この白百合が為に全てを捨てて生きてきた男は、 感慨の一つも見せぬまま、胸ポケットを一度探る。 そして、誰もいなくなった救護室で、窓辺、苦い表情で紙巻に火をつける姿があった* ]
(141) sen-jyu 2011/04/04(Mon) 19時頃
sol・la
ななころび
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