人狼議事

56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[黙り込み、その唇から放たれる言葉を聞いた。
そうして耐え忍ぶ時間の全てが終わり。
たおやかに去っていく公女には只、会釈をすることしかできなかった]


 ―――くそっ、

[執務机に向け、振り下ろした拳。]

 戦を何だと思っている。

 何が「手柄」だ。何が、「役職」だ……!

[苛立ちに任せて頭を掻けば、絹糸のような銀の髪が束から乱れて零れ落ちる。
「厳格な武人」として、下の者の前では決して見せることのない感情的な姿。ましてやその対象が、他でもない公女殿下であるならば。
誰もいない執務室で、抑えていた感情が流れ出すのを感じた**]

(130) 2011/06/28(Tue) 11時頃

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