人狼議事

164 天つ星舞え緋を纏い


【人】 落胤 明之進

─ 自宅への道 ─

[駆けて行くのは、来る時に辿った畦道。
元より人通りのなかったそこに、血の跡はない。
この辺りには異形はいなかったのか、それならば──と。
淡い期待が内を掠めるものの、嫌な予感は消えなかった]

『……祭りが終わったら、大事なお話があります』

[支度整え、出ようとした矢先に母から告げられた言葉がふと、過ぎる]

『それを聞いた上で、これからどうするかを考えなさい』

[言われた時は突然なのと、急ぎ出なければ、という思いに急かされていたから、深く考える事はしなかった。
けれど、今、こんな状況になって。
母は何かを感じていて、その上で、ずっと言わずにいた事を伝える決意をしたのでは、と。
そんな風にも思えていて、それが、嫌な予感を高めていた]

(128) 2014/02/16(Sun) 18時頃

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