人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 良家の息子 ルーカス

[瞼を閉じて、鏡の中の自分から、視線を外す。
瞼の裏に思い描くのは、自分とは似て似つかぬ、少女の姿。

淡い蜜の色に似た柔らかな髪、透き通った翡翠のような瞳。
甘く澄んだ声を紡ぐ、桜色の唇。新雪のように白く、穢れを知らない肌。

――― 本当に、本当に、愛しかった、のに。]

 ………駄目だな。……

[ゆるり、首を振って、遠き日の面影を追い払う。
どれだけ想っても、どれだけ願っても、彼女はもう帰ってこない。]

[この手で穢し、壊した最愛の妹は、もう、どこにもいない。]

[逃げるようにシャワールームを後にする。
宛ても無く廊下を行けば、誰かと会うことはあるだろうか。]

→廊下―

(127) 2011/08/05(Fri) 15時頃

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