[>>114そこまで言われるともう顔を赤くする以外ないじゃないか。このときほど、赤いフードを被っていてよかったと思ったことはないだろう]
……白は俺も好きだ。
[生まれが雪国だからと理由になるか分からないことを言う。それと同時に汚れるから良いのにと思うが口にはしなかった]
でも、黒の方が好きだ。
[かんざしと、後は東で見た脇差の方が似合うかもしれない。なんて勝手に想像して少し楽しんだ。それから、笑い続ける自分を見て、唇を尖らせたことに少し慌てた]
いや、悪い。うん、その妖精は悪い妖精だったから。
桜が散らない夢を見せろとか言ってきやがって、桜って散るから綺麗なのに、ばかじゃねえのとか思いつつ、見せてやったんだ。
そしたら、目が覚めたときに怒ってきやがって、桜の下に埋めるぞとか、なんで起こしたんだって、俺は眠りの妖精じゃないから、そんなの知るかって感じだったな。
(122) 2014/05/11(Sun) 23時頃