人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 花売り メアリー

―中庭―

[この大風吹きすさぶ中でも、その「先輩」>>87の声はマークの耳によく届いてきた。]

 そうでしたね、ユージン先輩。

[マークはこの「先輩」のことをそう呼んでいる。聞き慣れない筈の東洋調の名は、けれど意外にも呼びやすい響きだとも感じられたこともあり(「悠人」という綴りまではまだ覚えていないが)、こうして幾らか気が抜けている時に自然に出てくるのは「ユージン」の名前だった。]

 前のお花、思っていた以上に
 花の見頃が長く続きましたよね。ちょっと嬉しかった。

[他愛なくそう呟いたのち、マークは長身の身体をゆっくりと起こした。]

(119) 2018/05/15(Tue) 21時半頃

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