人狼議事

162 絶望と後悔と懺悔と


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[今、彼らが去るのであれば、
少なくともサミュエルはここで殺されない。
制服のスカーフをはずして、踏みにじられて傷ついた彼の手に巻いた。

――制服を着始めた頃から、
女の子だから、そんな扱いをされ始めたようで、
すこし、さみしかったのを思い出す。

キャロラインや、円や、リカルダや、明乃進や、涼平や、直円、
近くにいたみんなと小さな子たちは、いつの間にか見えなくなっていた。

戻らなかった零瑠は、どうしのだろう。
こんな風に血を浴びてしまったら、どうなるか。
周は我慢できただろうか、抵抗したらきっと簡単に殺される。
絢矢はここからちゃんと逃げられるだろうか、
外へ出るのもあんなに怖がっていたのに。

何も出来ない、運命に手は届かない、
無事を祈ることも意味があるのか、わからなくて]

(115) 2014/02/08(Sat) 14時半頃

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