人狼議事

22 共犯者


【人】 長老の孫 マーゴ

― 回想:前夜 ―

[幼友達の手にあるランタンが田舎道を照らす。
仄かな明かりだけれど二人で帰るには十分なもの。
一人なら明かり無しで帰ろうとしていた娘には
隣にある存在が心強くあった。

家に着けばテッドの声に祖母が玄関まで出て二人を迎える。
大きくなったとか、頼もしくなったとか、
仕事はしっかりやっているのかい、とか。
そんな事を尋ねる祖母の顔は何処かたのしそうだった。
村の若人が大人になり村の担い手となる事が嬉しいのだろう。
帰ると言い出したテッドに、
遅いから泊まっていけば良い、と祖母は言うのだけれど
孫娘の方は驚いてきょとんとしていた。
辛うじて手を振り送ってくれた幼友達を見送って
祖母とその孫娘は二人きりの晩餐の後、
慎ましい祈りを捧げてから眠りにつくのだった]

― 回想・了 ―

(113) 2010/07/29(Thu) 15時頃

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