人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 若者 テッド

― 廊下 ―

[見詰めた先、級友がくらりと壁に手をついた。]

 おい、ヤニク大丈夫か?

[パタパタと駆けよれば、薔薇の香りは更に強く。]

 んー……、セシル…先輩運ぶの手伝って貰おうと思ったのに
 皆都合悪そうだよなぁ。

[大事がないようであれば、そんな事を口にすれば、名を呼ばれた。]

 あ、はい、ルーカス先輩。
 (なぁに?ルーカスお兄様。)

[返事は、もしかしたら心の隙間に入り込んだ薔薇の香りが幻聴を聴かせるかもしれない。それは、ヤニクに対しても。

許しが、罰が欲しいなら、仮初に薔薇は与えるのだろう。
それで、精が奪えるのならば。]

(108) 2011/08/09(Tue) 19時頃

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