人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 掃除夫 ラルフ

 好きで作っているんですから、気にしないでいいですよ。
 むしろいつもおいしく食べてもらってありがたいくらいです。

[>>94『いつも悪いね』と言われれば苦笑する。
自分の作ったものを食べてくれる人がいる。そして喜んでくれる人がいる。
それはささやかだけれど確かな楽しみであった。]

 …?

[差し出された小さな箱を受け取り、からころと音を立てて動くその細工をみつめる。
目を凝らしても触れてみても、継ぎ目らしきものは見当たらない。
彫り物に詳しいわけでもない自分には作り方なんて思いつかず、しばらくぽかんとした顔でころころと中の玉を見つめていたかもしれない。]

 すごい… 面白い彫り物細工ですね、これ。
 モリスの手作りですか?

 せっかくだし、部屋に飾っておこうかな。

[玉の転がる涼やかな音色を聞いていたら当初の目的であったタルトを危うく忘れかけた。
子供みたいに熱中していた細工をいったんポケットにしまい、談話室の空いているテーブルにバスケットの中身を広げるだろう。]**

(101) 2018/05/15(Tue) 20時半頃

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