― 回想・明け方の森 ―
イアンさんもやっぱり怖いですよね。
当たり前です… あんなに簡単に人が…。
そんな場所に居るんですから。
[イアンに向かって微笑み返し]
イアンさんは、黙ってみてるだけ… ううん、きっと家に籠って提灯記事をひとつ書けば現場についてこなくても誰も何も言わないと思う。
むしろ、その方が安全なはず…。
でも無理してでも参加して… 怒って… 口を出そうと考えるのはきちんとこの村のことを考えてくれているからだと思います。
興味本位が動機で構わないの。
そういうお節介が居てくれないときっと村は変わらない。
それが一番多くの人を護れることだと思うんですよ。
だから役目を放棄しているつもりはありません。
でも、もう必要ないと仰ってるのですしこれは返してもらっておきますね。
また必要があれば… いつでもお貸ししますから。
(100) 2010/08/04(Wed) 20時半頃