人狼議事

191 忘却の箱


【人】 始末屋 ズリエル

[千切る、捏ねる、ころり、立方体。
千切る、捏ねる、ころり、立方体。
千切る、捏ねる、ころり、立方体。
パンを弄りながら、胃には入れない。
咀嚼し、反芻するのは中庭の風景。

視界をひらひら邪魔する白の隙間から、ちらりと見た女性は
此方に向かって手を振っていた様に、見えた。
ほんの一瞬。思わず逃げ出してしまったのだが–––悪い事をした、気がする。
また会う事があれば、きちんと挨拶をしよう、と密かに決意し、付箋に走り書き。
金色、くしゃみ、歌、わらった、と。

刹那に過った、何処かの踏切の近くの杭みたいに、黄の花の絡み咲いた腕。
力無い様に見えたあの腕は、何処か懐かしく感じた。
検査室で隣の寝台から垂れているのを見た、だろうか。
ただ単に、乾いた何かに浮かぶ黄、という曖昧な記憶の欠片があったのだろうか]

(99) 2014/09/03(Wed) 23時半頃

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