人狼議事

295 突然キャラソンを歌い出す村3


【人】 町娘 小鈴

― 以下、正体についてのネタバレ注意 ―

スズの正体は挽歌を唄う怪鳥、以津真天(いつまで)。
本来の姿は翼開長約5メートル、高さ約2メートルの巨大な鳥である。タチヨタカに似た黄色い目と曲がった嘴、曲剣のような鉤爪を持ち、人を軽々と運んで飛ぶ。
とにかく体が大きいため、嘴や鉤爪で人を傷つけることは可能だが、自分からそうすることはない。夜間に空を飛ぶことがあるが、基本的には人を脅かさないよう、昼間と同様姿を隠して飛ぶ。

神森の地に伝わる怪異伝承のひとつで、神森市の図書館や神森学園の図書室に所蔵されている文献に昔話として載っている。
その概要は以下の通りである。

「その昔、神森のとある貴族の屋敷で娘が死んだ夜、屋根の上に見慣れぬ巨大な鳥が止まった。
 鳥とも人ともつかぬ顔をしたその奇妙な鳥は、身の毛もよだつような不気味な声で鳴いたという。この鳥を不吉のしるしと考えた貴族は矢を射かけたが、仕留めたかについては諸説ある」
――『神森民話全集』(若林月・著)

(97) jinro_coqua 2019/05/12(Sun) 01時頃

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