人狼議事

209 【誰歓】ぼくらの学校―泉高校年越し譚―


【人】 座敷守 亀吉

 おま、そこ一番大事な所だろう!
 知らんとか信じらんねえな!

[嘆かわしい!それでも日本男児か貴様!と天を仰ぐ。
啓一は自由奔放に見えて、育ちゆえかどこか浮世離れしたところもあるから、口で言うほど驚いてはいないが。]

 しっかし高校生活は短いんだぞ?
 のんびりしてると、あっという間に卒業になって、灰色の青春を悔やむことになるんだからな。

[現に自分も彼ももう2年。恋人と学園行事を楽しむなら、もう時間はあまりない。
演奏会を始めとした今年のイベントはすべて失敗したが、来年こそはと握り拳。]

 お前も今から俺みたいに準備しておけよ?でないと2月のバレンタインデー
 ――…下駄箱に入った一つの包み。
 ときめきながら周りに冷やかされないうちに鞄に隠して。
 一人自室で心を落ちつけながら、包みを破らない様にそうっと空けたら―――差出人が男子だった、みたいな目にあうぞ?

[当然実体験だ。]

(94) 2014/12/28(Sun) 23時半頃

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