人狼議事

22 共犯者


【人】 記者 イアン

−回想:夜の森の中で>>83>>86

……恐ろしいものに出会った時に、つい饒舌になるのは、私の悪い癖ですから。

[小さく自嘲的に笑う。
 だが、身体を押さえ付けられ、さらに腹から下をまさぐられ、さすがに言葉を失ってしまった。言葉を出す代わりに、腰をびくりと動かし、背をのけ反らせた。]

あ……月……

[いよいよ殺されるかもしれない。しかし叫び声は出ない。宵闇に浮かぶ月が、遠くをゆくランタンの火が、全てぼんやりと滲んで見える。意識がぼうっとしてゆく中で、「かれ」の問いが聞こえた。>>86

それ……は……言えなかったから、ではいけませんか?
あまりに月が美しくて、そして……それに照らされた貴方の「正体」を知りたかったから……

貴方は獣でありながら、ただの森の獣ではない……そして己を「制御」する様子は見えるのに、貴方を制御するのは、私のような類の人間の「理性」ではない……

貴方を形容する「言葉」が見つからない。
だから……それが見つかるまでは……

(91) 2010/08/02(Mon) 21時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび