人狼議事

223 豊葦原の花祭


【人】 双子 夕顔

 っ…!

[久し振り。>>62
そう言って、手を広げてくれたその人に、唇罠泣かせ少女は抱きついた。
まるで迷子が母親を見つけたような按配に。
ふぇ、と情けない泣き声が漏れる。
頬を滑る涙が顔をうずめた肩口に染み込んだ。]

 ごめ…なさい…

[貴方のこと、覚えていなくて。]

 ありがとう…

[私のこと、覚えていてくれて。
狭間の時を超える度、記憶の殆どを白く塗りつぶされてしまう少女には、その人と過去に出会った事があるのかどうかはわからない。
わからないけれど…酷くほっとした。]

(91) 2015/04/21(Tue) 09時半頃

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