人狼議事

246 朱桜散華


【人】 半の目 丁助

くっそ、お前にやられるのだけは嫌だったんだけどな。

[悔しそうな、どこかばつの悪そうな顔を浮かべる。
突然の告解は、その声その表情それらは全くもって丁助のそれだった。]

なあ、香兄を殺したのが誰か知ってるか?
亀吉を焚き付けて村の者を殺したのが誰かしってるか?

こいつに乗っ取られたとかそういうんじゃねぇ。
俺が俺の意思でやったことだ。

[乗っ取られたのではない、マガツヒとそして巫女と重なるように同化した。故にマガツヒの意思とは等しく丁助の意思であった。
それでも確かにマガツヒの意志に染められたとも言えるのだろう。だが、全て丁助の意志の元であったのも事実だという。]

力に溺れることが。
誰の命をも自由にできるこの力が愉しかったのさ。

(89) 2016/04/28(Thu) 23時頃

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