人狼議事

215 【誰歓】エンドローグ


【人】 記者 イアン

― 夏の記憶 ―

[大丈夫か、と。マウンドに倒れ込んだバッターに駆け寄る人々。
数瞬遅れて。ああ、自分が放ったボールがバッターの頭に当たったのだ。と理解する]

……うそ、だろ。デッドボール。

[小さく呟いてから、我に返る。野球帽を外して、頭を下げた。
いつまで経っても立ち上がらないバッター。しん、と応援の声が止んで静まり返る球場。運ばれてくる担架。自分への非難の視線。
ひどく、頭が混乱した。つう、と冷たい汗が流れる。
担架に乗せられたバッターの額には。血、血、血……]

俺が、やったんだ。

[その目は虚ろで。先程まであった、『あと1勝で甲子園』とかいう浮かれた気持ちはなくなっていて]

……俺の、せい。

[その回は、滅多打ちされて大崩れとなった]

(83) 2015/02/07(Sat) 18時頃

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