【人】 執事 ハワード

>>78

　そうかね？　まあ、押し倒す気が無いとは言わんが。
　少なくとも、同意が無ければ無理強いをする気はない。

[笑いながら、年若い大神の頭を撫でていれば。その手を振り払われる]

　……ふむ。まだ理解はできぬか。
　まあ、それも致し方あるまい。ゆっくりと待とう。

[そう言って苦笑を浮かべ。 立ち去ろうとするまだ幼い大神の背を見送る。

不意に視線を同胞から反らし。
この世に存在しない「なにか」へと銀蒼色を向け]

　……まったく、愚かな事だ。我が同胞も、貴様も…な。

[小さくそんな呟きを溢してから。
獣の姿に転じ、額の角に残された僅かな力を発動させ。
他には見えない、白い何かを伴い、風に乗って縄張りへと帰っていった**]

(82) mitunaru 2012/03/21(Wed) 23時半頃