人狼議事

167 あの、春の日


【人】 露店巡り シーシャ

解りました…紫…

[>>65 眠り姫のようにゆっくりと瞼が開く。深海のような瑠璃に吸い込まれそうになる。透き通るような瑠璃にはきっと、赤みがかった紫がコントラストを生むだろう。
奮然としてアイシャドーの箱からチップを取り出すと、ボルドーを掬う。
>>62>>69 同級生が何か後ろで言っているけれど、生返事で『ありがと』と端的に。
目の前のキャンバスに――姫に、集中するしかない。]

………。

[己の長い前髪の間から汗が一滴流れた。それを拭う間も、余裕も無いまま、チークを探す。紫系に統一した方が色が締まるだろうから、同じピンクでも少し紫寄りのマゼンタを選ぶ。こういうのは美術でも同じだ――…多分。

漸く出来上がる、マスカラやアイブローなどのデリケートな部分は、ルームメイトか、彼女自身にお任せしよう。尤も、眉も綺麗で、睫も人形のように長い姫には無用かもしれないけれども。そして最後には――桜色の口紅で仕上げてみたい。
甘い空想に浸りながら。毛足の長いブラシで撫でるように頬を滑らせると、]

――ッ、俺はスッピンです!って、あー!

[>>65 意外な一言に、思わずチークが唇の横まで来てしまった。慌てて湿らせたパフで掬い取る。]

(74) 2014/03/03(Mon) 22時半頃

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