人狼議事

143 宵を待つ村


【人】 記者 イアン

―村はずれの草原―

[草原に着き座り込むと、村長の日記を捲る。暫く考え込んだ後、口を開くと矢継ぎ早に質問をした]

 オスカー、君は人狼じゃないよな?信じていいんだよな?ヤニクのことどう思う?あの人のこと人間だと思う?どうやったら人狼を見つけ出せるかな?

[言い切ると一度大きく息を吸い、ゆっくりと語り出した]

 ……俺、何か分かったらヤニクに話そうと思ってる。

[村長の家に忍び込み、村長の日記とこの村についての記述のある本を取ってきたのも、何か情報があればヤニクに協力してオスカーを守ることが出来るかもしれないと思ったからだ]

 正直に話すよ。俺、一人で村から出ようとしたんだ。

[だが、出られなかった。2時間程歩いても村から離れることが出来ず、何度も同じ場所に出たのだ。
『待宵草が斜陽の頃に咲いたとき、宵の帳が村を包む』
村に何か他の秘密がある気がする。外に出る方法があるのなら皆が助かる。勿論、オスカーとヴァンもだ]

 待宵草が大量に花開いた時に、想い合う村人同士には固い絆が結ばれるんだって。

(73) 2013/09/17(Tue) 20時頃

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