人狼議事

246 朱桜散華


【人】 半の目 丁助

そうか、死んだか。

[あれは宮司のおっさんだったのかと今更に認識する。
思えばそういえば確かにそうだったような気がしてくる。]

桜……綺麗だろうな。

[丁助は志乃の涙から目を背け川に視線を戻すと、水面には桜の花びらが浮かび流れている。
ちらりと視界の端に映る彼女の俯いた仕草に心の臓が強く脈を打つのを覚えれば、思わずその華奢な肩を抱きそうになったが、決してそうはしなかった。]

ちょいと、見てくるわ。

[立ち上がり、恐らく騒ぎになっているであろう丘の方を見やる。
きっと辰次あたりが張り切ってるだろうかと思えば気が重くなるのを感じる。
一度だけ竿に目をやればどうやら魚が掛かった様子だが、竿を手にすることもなく、志乃にもそれ以上言葉もなく丘へと向かって歩き出した。]

(72) 2016/04/23(Sat) 22時半頃

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