人狼議事

297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」


【人】 薬売り 芙蓉

― 村の道 ―

ふふ、じいちゃんそんなか。

[ 周囲にもそんなに解りやすい様子なのは、くすぐったいがやはり嬉しい。そんな軽口だけなら良かったけれど、曇る表情にやっぱり、と視線が少し下がった。]

村ん中にはもう居らんのかな。
大勢で探しても見当たらんて、なんか。

[ 背筋を雨粒が通ってゆくような心地がある。嫌な想像なんて当たらないに越したことはないし、それに、今日見かけたばかりなのに。
 子供の足だから、と馬鹿にできないのは解る。けれどもある妙なひっかかり。それでも彼女が見付かればそんなものは杞憂になる。]

雷門さん譲りの健脚やとは、
聞いとったけどねぇ。

気張りすぎて、こけんようにな。

[ 気の入った言葉に心配混じりに小さく笑った。
 助け合いという言葉に頷き、伝言に頷こうとした時に、]

(68) 2019/07/03(Wed) 22時半頃

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