人狼議事

102 あの、秋の日


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 え、覗いて、いないのですか?

[貼られる絆創膏をただじっと見つめていれば、バーナバスの声>>58が耳に入り顔を上げた。
冷静に考えれば、わかるはずのことだった。そもそもクラリッサは取り乱してはいなかったし、覗きならば覗いている対象に見つかってのんびりその場に佇んでいるわけがない。

両手のように冷えた頭は、ゆっくりとその状況を理解し始める。追撃のように貼り紙のことを聞けば、うう、と小さく唸り声を漏らす。
少女に非があるのは、明らかだった。]

 ごめんなさい、私、とんでもない勘違いを……
 バーニー先輩を疑うなんて。

 すみませ、……ん?

[金髪を靡かせて大きく頭を下げようとした。しかしそれも中途半端な形で止まる。
絆創膏を巻かれた手は未だ離されず、真っ直ぐに覗き込むような視線。数秒、驚いたようにその双眸を見つめ返すしかできなかったが]

(67) 2012/09/26(Wed) 21時半頃

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