[がちょ、と彼の部屋に戻れば相変わらずむき出しのお尻が転がっていて、さすがに脱力で溜息が出る。
オレが居なかったら風邪ひーてるとこだ、なんて
いっちょまえに面倒を見ているつもりになったりして、ぐいっとひとつ腕まくり。]
せーーんーーぱーい。 拭くからねー?
[暖かいタオルをひとつ背中にぽいっと放り投げて、むき出しのお尻の隣に腰掛ける。
もうひとつは両手でぽふぽふと暖気を飛ばして、
膝の裏あたりからコビりついた自分のだか先輩のだかなんだかわかんないのを こしこしと擦りはじめた]
んもー…起こすぞこんちくしょー…
ねー!ニコラスせんぱい! オレ、着替えがほしーよー!
[ぷうぷうと頬を膨らませて不満げだけれど、そうでもしてないとまた変な気起きそうだからだ、なんてのは まだ自覚は無い。
ゆっさゆっさと太腿をゆすってみたけれど、起きるだろうか。]
(66) prin 2014/10/30(Thu) 23時頃