人狼議事

158 雪の夜に


【人】 さすらい人 ヤニク

[人が奉ずる神を知らず、祈る先を持たず、
 人の狭間で牙を剥くことが己の生きるすべて]

[手を取った小さな体に、誰かが与えた毛布を被せた。
 牢の中も相当だが、外も冷えるのだ。
 そのまま抱え上げる。]

[踵を返せば、再びソフィアの前を通る。
 酷く項垂れている様に、己の正体を思った。]

 ……自分があんな事を言ったからだ、って、
 もしかして思ってる?
 だとしたら、そいつは考え過ぎだ。
 ――その理由は二の次だったからな。

[鍵束を放った。がしゃりと床に落ちる。
 囚われた娘が手を伸ばせば届くかも知れない、
 あるいはどうあっても届かないかも知れない、距離。

 己と彼女の、待つ者と手を伸ばした者の、距離]

(65) snow03 2013/12/31(Tue) 05時頃

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