人狼議事

84 戀文村


【人】 採集人 ブローリン

[それから悲しみを忘れるかのように任務に集中し、
やがてこの村にやってきたのだが…あの子供達を諭す老婆に、
幼き日の母…むしろ、年老いた母を見たのだ。
自分が家を出なければ、母もあのように美しく老いる事が
出来たのではないかと。そうして、彼の罪滅ぼしが始まった]

[彼女の家を訪ねた時、誰かが居る事が多かった。
そういう時は大抵家の前で待っているか、頭を下げて退出するかのどちらかだった。
手伝いに来ていると言うクラリッサや、弱弱しい印象とは裏腹に老婆と良く語るエリアス等、
初めは奇異…というより探るような目を向けられていた。
警戒だけではないものを感じていたが、それが払拭されたのは老婆の聞かせてくれた話だった]

[手紙を預かるのだと言う。帰らぬ息子を想って。戻らぬ彼の婚約者を思って。
手紙を残していくのだと言う。帰れぬ故郷を思って。戻れぬ不幸を思って。
彼女らは、主義者だと声を上げられるのを警戒していたのだろう。
同時に、老婆の信頼と、自分に向けられた複雑な思いを垣間見た。
その日書いた手紙は渡せず、何かあるたびに手紙を書いた。
それはどんどん溜まっていって、結局ある日、最後の一枚を残してすべて燃やしてしまったが]

(60) ash_xechs 2012/04/02(Mon) 19時頃

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