かっかわ……!?
[もう何度目かも忘れたが飛び起きた。今度こそは寝ろと言われても素直に横にならない。可愛いにはもう照れるしかなく、顔を真赤にして口をぱくぱくさせる。
嫌われていないのは先程理解して、とても嬉しく思った。けれどそれ以上に……傷つけないようなんて、大切に思われているのかと。
それに気づけば嬉しくて、ぼろっと涙がこぼれた]
っ……俺は、
俺は、もう……こんなっ、どーしようもねぇ奴、だから。
そんな理由で、アンタが側に居ないなんて……
そっちのが、もっと……もっと傷つくよ。
[はは、と笑って涙を拭うと、相手の目を見て]
真剣に夢を追ってるヤニクが、好きなんだ。俺は。
そのキーボードの音も……全部。
何も出来ること、ないかもしんねーけど……それを、ずっと……できれば、近くで応援してたい。
邪魔、かな。駄目かな。
……今までヤニクを好きになった奴も、同じ事言ったんかな?
(60) 2011/07/03(Sun) 16時頃