人狼議事

213 舞鶴草の村


【人】 座敷守 亀吉

いえ、お気になさらず。そういった言葉には慣れてますので。…それに最近質が落ちてることは確かですから。

[そういい営業用によく使う笑みを貼り付ける。薬師の肩が微妙に震えているのを見て、私もつられて笑いそうになるのを抑える。…帯留めを渡したあの遊女や母でさえ、ただの商品と割り切る僕にはあまり響かない言葉だ。その商品を僕は買おうとは思わないのだから。]

…商品を買った客がたまたま異人だったようです。同じ髪色だと言われたことがあります。…副産物である僕から言わせてもらえば、江戸でこの色は目立ち過ぎていけない。

[是非に、と先を促す言葉に簡潔に話す。自分語りを長く話してもつまらないので、こうやって話す癖がついているのだ。江戸でこの髪色だとやはり奇異の目に晒される。異人蔑視の思想も中にはあるのだろうから、客でも無ければ簡単に話はしない。…恐らく彼が異人というのも手伝ってさらっと話せたのだろう。そして彼の髪をちらっと見て言葉を付け足した。]

貴方も、その綺麗な金色の髪は江戸で目立つでしょう?

(59) 2015/01/20(Tue) 22時半頃

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