人狼議事

213 舞鶴草の村


【人】 座敷守 亀吉

じゃあその痛み止めと…あと山帰来を幾つか戴きましょう。…まだ価値があるものにはその方が良いでしょうから。

[薬師の説明を聞き、水銀入りは見送ることに決める。痛みを抑えられれば、それなりの値で売れるだろう。その後は…ああ明日は忙しくなるな、なんて考えていると期待は裏切らない、と薬師の声が聞こえる。腕は信用出来るようだから取引相手には申し分ないが、そうですね、と少し考え込む素振りをする。]

…薬を使ってみてから、楼主に掛けあってみましょう。腕は確かなようですし。…うちの楼主は財布の紐が固いものでして。

[ちらっと彼を見ながら自嘲気味に笑う。その吝な性分に遊女も使用人も皆悩まされているのだ。自らの家族には好き放題使う姿は見ていて好ましくはないが、取引事で利用できるのは良い。遠回しに値切りを伝えるこの手法に、薬師はどう思うだろうか?…良い顔はされないと思うが。
売女には興味がない、と一蹴する言葉を聞き昨日の光景を思い浮かべる。ああ、この人は此方ではない。尤もそれは勘違いであるのだが、そんなことに気付くこともなく自己完結してしまう。]

(58) 2015/01/20(Tue) 22時半頃

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