歳相応の?
[どこか躊躇われるように続けられた返答>>43に、首を傾げて。無邪気な笑い声と合わせて、どこか倒錯した感覚を覚えた。
ふうん、と呟いて、中庭で出会った少年のことが微かに頭を掠めて。子ども達と触れ合う機会は多いから、感じていた違和感にやっと納得がいくようだった。ーーああこれが、彼らの病なのか、と。]
ーー王子様に、出会ったり?
[年齢までは分からないけれど、酒の匂い、彼女の雰囲気・言動からして自分の推測は間違っていないだろう。
歳を取らない悩みは様々だろうけれど、暗い話はしたくはないし。病について自分から詳しく聞くつもりもない。
悪戯っぽく笑って、肩に回る少女の手を取って軽くキスを落とした。]
僕?僕はそうだなあ、楽しく暮らせればそれでいいかな
[なんでもないように彼女の質問には答えて、廊下を進む。そういえば自分はレティーシャの部屋を知らないのだから、どこまで行けばいいのか分からない。指示を促そうと、顔を少女のほうへ捻った。]
(55) 2014/06/30(Mon) 16時頃