人狼議事

223 豊葦原の花祭


【人】 手妻師 華月斎

──……。

[ぽそり、何某かを呟いた口許は、再び直ぐに笑みの形。喧騒を抜けて、北側の堀を渡る橋の方へと足を向ける。
少しくらいはいいだろう。何、半月がてっぺんに登るには、未だ少し時間があるじゃあないか。

草履がぺたりぺたりと音を立て。
漂う鼻歌は『もしもし亀よ』の音階を辿る。男の左手で
満月みたいな金色の砂糖菓子が入った包みが揺れた。木々を揺らした風の声に、不規則な音が混じる。かつり。がつん。かつり。>>52

よぉ、久し振り。

[そうして、橋の向こうに見えた姿に、決まり切った挨拶をひとつ。
己をよく知るはずもない男>>54へ、ひらりと片手を上げてみせた。]

(55) 2015/04/19(Sun) 02時頃

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