人狼議事

143 宵を待つ村


【人】 双生児 オスカー

[夢を見ていた。

故郷の村で人狼騒ぎが起こっていた時に、父が何かに襲われているのを見たあの日の夜のことだ。

棚の上の銀のナイフを手に取って、自分でも何もかも分からなくなりながら争闘の場に突っ込んで行き、無我夢中で何かを切り裂くうちに、世界は暗転した。
朝目が覚めると、眼前には父と見知らぬ男の死体が転がっていて、自分は不自然に綺麗な服を纏いながらそこに佇んでいた。]

[似たような体験は、一度や二度では済まなかった。
未だに、自分が何者で、何をしたのかは分からないけれど。
自分は幸せに生きていてはならないのだということは、何となく理解していた。……つもりだった。

けれど、それも分からなくなった。]

(54) 2013/09/20(Fri) 01時半頃

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