棄ててしまったらきっと、後悔するだろうなあ、辛いだろうなあ、泣きたくなるだろうなあ!
だってそれも自分の1つだから。自分を大切にしないとね、先輩…!
[きっと先輩の中にはまだまだ沢山の思いがあるだろう。
けれど目を瞑る先輩からその思いを知ることは出来なくて。
先輩はいつ見ても不思議で変態だけれど、長い時間を生きてきた分、心(と体)は繊細なんだ。
……だからこれからはもう少し安全なジュースを作ってくださいね…(ほろり)
こんな拙い言葉で先輩の気持ちが少しでも救われるなんて思ってはいないけれど、弱っているのをみたら放っておけないのが人情…いや、吸血鬼情?
無駄にかっこつけた浅い言葉、思わず口に出していたけれど今更ながら恥ずかしくって。
先輩を握っていたフードの上から軽く撫でると素早く立ち上がり音を立てぬようそそくさと立ち去った*]
(48) 2016/12/05(Mon) 21時半頃