-朝:広間-
『19XX年8月X日
やがて広間に集められた私達は自体の真相を知る。
>>#2>>#3 己の耳に響くのは”処刑”の二文字。
それはつまり、無実の人間を処する事も”已むを得ない”という事か。』
……………。
『私は唇を舐めた。かさついた唇を舌が這う。言葉を発しないまま、私は回りを見渡した。男性、女性、子供、大人……身分は様々だけれども彼らには共通項がある。
”この村の住民である”
それに比べて私はつい先日村に訪れたばかりの異邦人だ。彼らにとって書きやすい対象。それは―――――……私ではないのか。私は上手く呼吸が出来なかった。自分の首が絞まるのは時間の問題ではないのか。』
………まぁ、正直に名乗り出たら良いけれどさー
狼さんだって馬鹿じゃないよね?だから出ないんじゃないかな。
[>>29 投票用紙を団扇代わりにしながら、青年の顔を見やる。そんな簡単に名乗り出たら苦労はしないだろう。>>44 隣を一瞥すれば、不安そうに眼を泳がせる少年と目があっただろうか。安心させるように髪を撫でてやる。]
(45) 2014/08/14(Thu) 15時半頃