人狼議事

162 絶望と後悔と懺悔と


【人】 営利政府 トレイル

[安吾の手の内の鞘は動かず。
 近い距離で告げる零瑠の望み。窺った彼の表情に、返す笑みは儚く。

 浮いた爪先は弧を描き、曲げた膝を安吾の首の後ろに当てようとする。
 目深に被っていた学帽が落ちそうになるのを、着地し手で押さえた。

 横にと薙いだ刃は脚を狙い、刀身を考え懐へと飛び込む。
 
 まだ安吾が孤児院に居た頃。
 大きな背中に飛び掛った。抱き上げてくれると知って、脚に腹にしがみ付いた。]

……きっと、俺は安吾さんに会いたかったんだ。
安吾さんも、『家族』、だから。

[その頃とは、もう違う。
 互いに賭けるものは命。]

(45) 2014/02/19(Wed) 21時半頃

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